三菱レイヨンとSGL、炭素繊維の合弁工場設立へ…提携強化を検討

自動車 ビジネス 企業動向

三菱レイヨンは2日、業務提携関係にあるSGLグループと提携を強化することで検討を開始した。

三菱レイヨンとSGLは、自動車用途向けに、炭素繊維複合材料を本格展開する一環として、SGLとドイツのBMWグループが設立する「カーボン・ファイバーJV」にプレカーサーを供給するため、これまでの提携関係を強化することで認識が一致。プレカーサーの長期安定的な供給を目的に、プレカーサーを製造する合弁会社の設立を協議する。

合弁会社への出資比率は三菱レイヨンが3分の2、SGLが3分の1で、三菱レイヨンが主導権を握る。製造拠点は三菱レイヨンの大竹事業所内とする予定。今年末まで契約締結をめざす。

三菱レイヨンは2005年にSGLと業務提携、欧州での三菱レイヨンのプレカーサー焼成を委託している。

《レスポンス編集部》

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