スバル富士重工、通期営業利益が黒字転換

自動車 ビジネス 企業動向
レガシィ(北米仕様)
レガシィ(北米仕様) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は2日、2010年3月期の連結業績予想を上昇修正したと発表した。北米の販売が好調なためで、営業利益は期首予想の350億円の赤字から一転して10億円の黒字を見込んでいる。

通期の連結売上台数は、北米が新型『レガシィ』の好調などにより前期比15%増の23万8000台を計画。世界全体では期首計画を3万8000台上方修正して、54万5000台(同2%減)とした。販売増により売上高は期首計画を400億円上回る1兆3600億円(5.9%減)に修正した。

最終損益も300億円改善の250億円の赤字予想としている。森郁夫社長は「米国販売が大きく伸び、生産も日米でフル稼働に戻ってきた。下期もコスト削減や構造改善などに挑み、円高でも収益が確保できる体質を目指していく」と述べた。

第2四半期累計の業績は営業損益が114億円の赤字(前年同期は183億円の黒字)だった。北米の販売が好調だった第2四半期(7-9月期)のみでは82億円の営業黒字に転換した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る