【トヨタ iQ 1.3 試乗】さらなる燃費性能向上を望む…松下宏

試乗記 国産車
iQ 130G
iQ 130G 全 2 枚 拡大写真

トヨタの『iQ』に1.3リットル車が追加された。小さくて軽いクルマとはいえ、当初から搭載されていた3気筒1.0リットルエンジンでは性能面で限界が感じられる部分があったのも確か。いずれ搭載されるものとされていた1.3リットルエンジンが追加設定された。無段変速のスーパーCVTと組み合わされることなどは共通で、エンジンだけが変わったと考えたら良い。

[プレミアムコンパクト iQ の内装]

実際に走らせてみると、やはり1.3リットルエンジンには排気量分だけの余裕があり、60kgほど増えた車両重量を問題にすることなくiQを元気よく走らせることができる。

吹き上がりの滑らかさにおいても3気筒から4気筒になったことのメリットは感じられたが、騒音レベルなどは特に静かになったという印象ではなかった。同じ条件で3気筒と1.0リットルと4気筒1.3リットルを乗り比べたわけではないのだが、元気良く走らせようとするとエンジン音がしっかり入ってくる。このあたりはもうひと工夫欲しいところだった。

また1.3リットルエンジンにはアイドルストップ機構を組み合わせることが可能なはずだが、トランスミッションとの関係からか国内向けにはアイドルストップ機構が採用されていない。ハイブリッドカーなど環境性能車が良く売れている今のご時世を考えたら、4つ星&基準値+25%を達成するだけで満足せず、さらに高い燃費性能の実現が望まれる。

●5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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