【新聞ウォッチ】トヨタも今年限りでF1撤退、きょう決定へ

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アブダビGP(小林)
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年11月4日付

●トヨタ今年度生産700万台、販売回復で上方修正(読売・2面)

●事故原因はマット誤設置、米当局「レクサスに欠陥なし」(読売・11面)

●エコカー減税、ガソリン車も好調、燃費改善で対象拡大(読売・19面)

●崩壊寸前の橋121基 国交省集計、寿命前に劣化(朝日・1面)

●トヨタ、リコール通知開始、米の事故、原因なお不特定(朝日・9面)

●電気自動車向け、仏に電池新工場、日産・ルノー(朝日・9面)

●トヨタF1撤退、日本勢ゼロに、業績悪化今期限り(毎日・1面)

●フォード、2700億円調達へ、労働条件見直し、労組側が拒否(日経・7面)

●ニッポンの競争力、三菱自動車・益子修社長、新事業育て空洞化防げ(日経・9面)

●太陽電池材料を強化、三洋電機、米工場で開所式(日経・9面)

ひとくちコメント

ホンダに続いてトヨタ自動車もF1レースから今年限りで撤退する方針を固めたという。きょうの毎日が1面準トップで報じている。それによると、4日に臨時取締役会を開いて正式決定し、豊田章男社長が東京都内で記者会見する予定という。

当初は12年まで継続する方針を示していたが、世界不況により今期も赤字となる見通しで、年間数百億円かかるとされるF1事業だけに「これ以上の費用負担は難しい」と判断した模様。

先日は、タイヤを提供しているブリヂストンが撤退を表明したばかりで、一時は「走る広告塔」といわれていた最高峰の自動車レースも経営再建には“お荷物”となってしまったようだ。

《福田俊之》

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