【東京モーターショー09】スズキ アルト…ショルダーラインの特徴
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このモデルをサイドから見ると、前から後ろにかけて走っているショルダーラインが目に付くだろう。
このラインの意図は、「前輪と後輪をとても長いストロークでしっかり結ぶことで、車が大きく、立派に見えるのです」とアルトコンセプトのデザインを担当した四輪技術本部第一カーラインチーフデザイナー、神尾 晃さんはいう。
「デザインを始めるときに、デザイナーみんなでヨーロッパに行って、絵を描きながら色々な話をした結果、比較的ロングストロークでしっかりくくってあげるデザインにしようとなったのです。そうすることで、4つのタイヤの位置がちゃんとわかる、しっかりとした塊り感が出ると考えました」
また、このショルダーラインについて、「ヘッドランプとリアコンビのキャラクターがこのプレスラインに絡んでいるあたりは面白く仕上がっていると思います」と話した。
内田俊一
内田俊一（うちだしゅんいち） 日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
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