【SEMA 09】アメリカン風味全開…トヨタ タンドラ ホットロッド&カントリー仕様

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ タンドラ ホットロッド仕様
トヨタ タンドラ ホットロッド仕様 全 13 枚 拡大写真
北米市場で不況の影響を最も大きく受けたモデルの一つフルサイズ・ピックアップ『タンドラ』だが、SEMAショーのトヨタブースには今回も2台のタンドラが並んだ。強烈なアメリカンテイストにカスタマイズされた2台のタンドラは購買者の心をつかめるか?

マットブラックに塗られたレギュラーキャブをベースに、キャンディーレッドのフレーム(炎柄)ペイントを施した外装。インテリアには紅白のレザーを用い、タックの入り方等にも伝統的なアメリカンカスタムのテイストを色濃く打ち出したホットロッド仕様の『タンドラ』はレトロなテイスト。

グリル中央には50年代の「トヨタ」ロゴをあしらったフロントエムブレムを配し、ホイールキャップはボンネビル・ムーン。そして極めつけは、フェンダーギターが手掛けたダッシュボードの真鍮製のコントロールノブと磨き込んだメイプルウッドを敷き詰めたベッドライナー。まさにこれぞ5 - 60年代のホットロッドという感じの仕上がりだ。

もう一台、「ミッドナイトライダー・タンドラ・テールゲーター」と命名された『タンドラ』をプロデュースしたのは、トヨタが後援するカントリーバンド「ブルックス&ダン」。ベースはブラックメタリックに塗られたタンドラ・クルーマックス・リミテッドだ。随所に彫金されたシルバーパーツを配し、ウェスタンブーツを思わせるエンボスが施された内外装は「カントリー」風だ。

面白いのは荷台のテールゲート部分。テールゲートをスライドアウトさせるとバーベキューグリルとビアサーバーが出現し、ここにはパナソニックの42インチフラットスクリーンTVとキッカーサウンドシステムを組み合わせたAVシステム。荒野を走った幌馬車時代とは比べるべくもない快適な「テールゲートパーティー」仕様に変身だ

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る