ホンダは6日、ハイブリッド車『インサイト』が、日本産業デザイン振興会の「2009年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞したと発表した。
ホンダの金賞受賞は『モンパル』、「ホンダジェット」、『FCXクラリティ』に続き4年連続となり、四輪車の受賞としては、2008年度のFCXクラリティに続き2年連続の受賞となった。
今年2月に発売したインサイトのデザインは、空力性能の追求から生まれたエクステリアと、未来感を演出したインテリア空間を特徴とする。また、小型で軽量のハイブリッドシステムを5ナンバーサイズのボディに搭載し、燃費性能と走りの爽快感を両立したのに加え、ハイブリッド車でありながら189万円からという価格もアピールポイントとなっている。
ホンダは今回の審査について「コンパクトボディにシンプルで整理されたデザインコンセプト、ユーザーにやさしい馴染みやすいドライビングインターフェースなど、来るべきハイブリッドカーやEVカー時代の指標となる優れたデザインが評価されての受賞となった」としている。