三菱ふそうトラック・バスは12日、大型観光バス『エアロエース』、『エアロバス』、日産ディーゼルブランドのバスなど計4車種の暖房装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2000年6月30日 - 09年8月3日に製作された1216台。
車室内暖房用燃焼式ヒータで、バーナヘッド(燃焼機)の燃料ポンプ構造が不適切なため、燃料ポンプから燃料が漏れ、漏れた燃料がヒータの熱で発火するおそれがある。
全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。