【マセラティ MCスポーツライン発表】導入の背景…意味合いが重い

自動車 ニューモデル 新型車
グランツーリズモS MCスポーツパッケージ
グランツーリズモS MCスポーツパッケージ 全 6 枚 拡大写真

マセラティ『グランツーリズモS』に『MCスポーツパッケージ』というオプションを追加した背景について、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドのマセラティ・グループCOO鴨下俊之さんは、次のように説明する。

まずグランツーリズモファミリーの中で4.7リットルのセミオートマチックを搭載したSというモデルは、最もパフォーマンスに優れたモデルであること。次に、マセラティとしては様々なレース活動への参画等々の実績もあり、そういったイメージをより色濃くクルマに反映をして欲しいという要望がマーケットの中からあったこと。

「今回グランツーリズモSに若干のエクステリア、インテリア、さらにサスペンションのセッティングを変更するというオプションパッケージを導入することになりました」

そして「通常のオプションパッケージより少し意味合いが重く、この装着に関しては新しい認証が必要となり、現在国交省とその作業を行っている最中です。取得し次第の納車ということになります」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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