スマート、カーシェアリングを米国で開始

自動車 ニューモデル モビリティ
スマート フォーツーを使用したカーシェアリング「car2go」(カーツーゴー)
スマート フォーツーを使用したカーシェアリング「car2go」(カーツーゴー) 全 8 枚 拡大写真

ダイムラーは17日、スマート『フォーツー』を使用したカーシェアリング、「car2go」(カーツーゴー)を、米国テキサス州の州都、オースチン市で開始すると発表した。

画像8枚:スマート フォーツー

「car2go」は2008年10月、ダイムラーが発表した新しいカーシェアリングシステム。まずはドイツ南部の都市、ウルムで試験導入され、50台のスマート『フォーツーcdi』が、ダイムラー社員とその関係者に貸与された。

「car2go」はとても簡単な方法で車両が借りられるようにした点が特徴。1回登録しておけば、あとは携帯電話やパソコンから、いつでも予約が可能。50台のスマートは市内の専用駐車場に用意され、電子チップを埋め込んだ免許証をウィンドウの読み取り機にかざすだけで、車両のロックは解除される。

料金体系もシンプル。走行した距離に関係なく、1分につき19ユーロセント(約25円)を課金。1時間なら9.9ユーロ(約1280円)、1日なら49ユーロ(約6360円)と割安だ。この金額にはガソリン代、保険料、税金が含まれる。車両は市内に限って走行可能。駅や空港などで乗り捨てもできる。

ダイムラーの社員を対象に行った試験運用では、約500名が利用登録を行い、延べ8000回、1日平均で1台当たり8名が使用するという高い利用率を示した。大きなトラブルもなかったことから、ダイムラーは2009年3月、ウルム市民12万人とウルムを訪れる観光客に、「car2go」の適用を拡大。ウルム市の免許保有人口の15%に当たる1万5000人以上が「car2go」に登録し、1日当たり500から1000回もの利用があったという。

ダイムラーは今回、米国テキサス州の州都で人口75万人のオースチン市に、「car2go」を導入。ダイムラーは市当局と協力し、まず200台のスマートフォーツーを配備する。当初は限定された人だけを対象とするが、2010年には台数を増やし、一般市民や学生など約1万3000人に対象を広げる計画だ。とくにオースチン市中心部には、約6万人が就労していることから、ビジネス需要での利用を見込む。

予約や車両の貸し出し&返却は、ドイツのウルムと同様の方式。利用料金は公表されていないが、ウルムの場合と同じく、走行距離ではなく1分単位で課金される。

ダイムラーのトーマス・ウェバー取締役は「car2goは都市部において、理想的な交通手段となり得る」とコメント。さらに欧州や米国の他の都市へも、car2goを拡大する方針を明らかにしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  4. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  5. BMW『7シリーズ』改良新型、生産開始…既存モデルに「ノイエ・クラッセ」技術を初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  3. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  4. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る