キア、初の米国生産開始

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同社初の米国現地生産車ソレント
同社初の米国現地生産車ソレント 全 2 枚 拡大写真

キアは16日、米国において初となる現地生産を、ジョージア州で開始した。新工場は年間30万台の生産能力を備え、まずはSUVの『ソレント』がラインオフした。

キアは10億ドル(約895億円)を投資して、ジョージア州に工場を建設。車体プレス工場やトランスミッション工場、全長3.2kmのテストコースを備える一貫生産工場だ。キアは約2500人を新規雇用。サプライヤーまで含めると、ジョージア州では約7500人の雇用創出効果が見込まれている。

新工場の車両組み立てラインは高さ調整が可能となっており、従業員の労働環境に配慮。また、車体プレス工場は、17種類の異なるボディパネルを量産できる。

ジョージア工場は、年間30万台の生産能力を持つが、当面はSUVのソレントを生産。キアは需要動向を見て、現地生産車種を拡大する方針だ。

キアの2009年1 - 10月米国新車販売は、前年同期比7.2%増の26万1060台。ヒュンダイ、スバルとともに、前年実績をクリアする数少ないメーカーだ。現地生産の開始により、いっそうの販売増を狙う。

《森脇稔》

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