ウィラートラベル女性専用車…女性客向けの細やかな運転・サービスも

自動車 ビジネス 国内マーケット
女性専用車プリマ
女性専用車プリマ 全 10 枚 拡大写真

ウィラー・トラベルが東京 - 大阪間で運行を開始した女性専用車「PRIMA」(隔日運行)では、女性客向けの細やかなサービスや案内が取り入れられている。

【画像全10枚】

例えば高速道路のサービスエリアでの休憩。通常、同社が運行する東京大阪便では、高速道路のSAで3回の休憩をとる。7月より展開している同区間のビジネスクラスでは、ユーザーの熟睡を邪魔しないように、2回目以降のSAでの停車では休憩の案内アナウンスを流さないという決まりがある。

いっぽう女性専用車・プリマは、ビジネスクラスと異なり、初回と3回目の休憩ではアナウンスを強調し、ゆとりを持たせた休憩を心がけているという。その理由を同社はこう説明する。

「女性は、お化粧を落とす時間と、お化粧し直す時間が要る場合が多い。深い眠りに入る前後の初回・3回目の休憩についてはしっかりと案内するよう、ドライバーも心がけている」

しかし、残念ながら課題も残る。鉄道やバスなど交通機関車両内での電源サービスは普通になってきており、プリマでも提供されるが、AC100Vコンセントの注意書きに「使用できる機器は定格電流0.3A以下のもの」という文字が。

「ビジネスクラスと同様、加湿器を設置したかったのだが、車両の電力使用量の制限があり、今回は0.3A以下という条件を付けた。車内の乾燥などについては、現状は化粧水の無料提供などで対応していくつもりだ」(同社)

また、カーラーやドライヤーなどといった女性ならではのアイテムの使用も想定されるが、同社は「ブレーカーが落ちてしまう可能性もあるので、こうした機器の使用を控えていただく案内も随時行なっていく予定だ」とも話していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る