【新聞ウォッチ】日本株続落、強まる「二番底」の不安

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年11月20日付

●攻守逆転深夜国会、自公が退席本会議採決、返済猶予法案、衆院通過(読売・1面)

●大学4年生終わりなき就活(朝日・1面)

●1からわかる日航の経営危機(朝日・3面)

●日産フーガ全面改良、来秋にはHV、買い替えもOK(朝日・11面)

●損保大手5社が減収、9月中間決算、自動車保険不振響く(朝日・11面)

●日経平均4か月ぶり安値、二番底現実味(毎日・7面)

●三菱ケミカル、三菱レイヨン買収、世界6位に浮上(毎日・7面)

●エコカー補助延長、「大変うれしい」日産COO(毎日・7面)

●トヨタ神話揺らぐ?「安全な車」選出ゼロ 米保険調査(産経・9面)

●リチウムイオン電池、電解液事業に昭和電工参入(日経・11面)

ひとくちコメント

19日の東京株式市場で日経平均株価の終値は前日終値比127円33銭安の9549円47銭と7月17日以来約4か月ぶりの安値を付けた。きょうの各紙は日本株続落の要因を分析した記事が目立つ。

このうち、毎日は「二番底懸念が現実味を帯びてきた」として、「鳩山政権の経済政策の先行きが見えにくいことや、大手企業の増資が嫌気され、日本株は世界で置き去りにされた格好」と指摘している。東京も「株に逆風」として、低迷は「進む円高傾向、政策不透明感、企業大型増資」の3つが大きな要因であると取り上げた。

読売は「鳩山株安の不安」との見出しで、「年末にも9000円割れする可能性がある」という金融アナリストのコメントを掲載。日経も社説で「増資ラッシュと政策不在が招く株安」として、デフレを止められない鳩山政権への失望もある一方で、一連の増資は本当に必要かというか、企業は改めて自問すべきだと警鐘を鳴らしている。

きょうの東京株式市場も寄り付きは9500円を大幅に割り込んで始まった。明日から3連休、二番底の不安を抱えては最後のもみじ狩りも色あせる。

《福田俊之》

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