オフィスエリア清掃ロボットシステム…富士重と住友商事が開発

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富士重工業と住友商事は、オフィスエリア清掃ロボットシステムを共同開発した。

今回開発したシステムは、オフィスビルでの本格的な普及を目的に、オフィスエリア(専有部分)を清掃可能なロボットシステム。従来型の「ロボットによるビルの清掃システム」で培った技術をベースに、オフィスエリアの清掃用ロボットとして開発した。

オフィスエリアは、机間など通路が狭いことや、机やゴミ箱などの設置場所の移動による走行環境の変化が頻繁にあること、オフィス内で業務中の人との共存が必要など、共用部での使用と比べてロボットの使用環境が大きく異なる。このため、オフィス部での清掃に適したコンパクトなボディとし、机やゴミ箱などを回避しながら清掃を行う回避制御の追加を行った。清掃吸気・排気フィルタも新設した。

現在、ビルメンテナンス会社によるオフィスエリアの清掃は、深夜や早朝など短い時間で多くの作業者を投入して実施している。オフィス内のセキュリティ確保や今後の少子高齢化による作業者の確保が困難となる中、新システムの導入で需要を開拓していく。

《レスポンス編集部》

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