レクサス LS460 バージョンSZ…安全で楽しい高性能日本車の理想

自動車 ニューモデル 新型車
LS460 バージョンSZ
LS460 バージョンSZ 全 8 枚 拡大写真

現行のレクサス『LS460』が登場して約3年、日本のクルマ好きの多くは、「LS」より輸入車が好きなようだ。

画像8枚:レクサス LS460 バージョンSZ

伝えられるLSの苦戦は経済状況のせいばかりでなく、クルマの善し悪しを超えるブランド力が輸入車にはまだまだ健在で、日本人の舶来指向が簡単に払拭できないことが大きいのではないか。

それを打破するのがハイブリッド車の存在だろう。LSも「LS600h」のような最先端・最高級ハイブリッド車には大きな存在意義がある。高級で環境負荷の少ないクルマこそがレクサスの輸入車に対抗しうるアイデンティティといえそう。

その意味で、LSはもうハイブリッド一本でいいのではないかと思うのだが、今のところはそこまで特化できず、今回のマイナーチェンジでガソリン車にスポーツ系のバージョン「SZ」やコンフォート系のバージョン「UZ」という2つのスタイルが追加された。結果、LSのアイデンティティはますます曖昧になった気がする。

とはいえ、バージョンSZはクルマ好きにとってはなかなかいいクルマだ。快適な最高級セダンでありつつ、走らせれば相当にスポーティ。V8ガソリンエンジンのパワー感やFRらしい挙動、しなやかなコーナリング感覚をまるでライトウエイトスポーツのように楽しめる。それでいて様々な制御技術が手の内にあって安全という点で、高性能日本車の理想であり、クルマ好きにとって「お金があったら欲しいクルマ」の一つに仲間入りした。

ガソリン車の時代が去っていく中、バージョンSZは20世紀を生きてきたガソリン自動車の「最後の華」となるセダンかもしれない。

《水野誠志朗@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  3. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  4. ボルボ『XC40』が表情一新、AIアシスタント「Gemini」搭載と安全技術を強化…欧州発表
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る