ホンダが27日に発表した10月の四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比18.2%減の30万1103台と13か月連続で前年割れとなった。
国内生産は同35.8%減の8万1000台と大幅に落ち込み12か月連続でマイナスとなった。輸出が不振だったため。
国内販売は同16.6%増の5万3321台と好調で4か月連続でプラスだった。『フィット』や『フリード』、『インサイト』などの販売が伸びたため。
輸出は同64.1%減の2万2754台と大幅マイナス。北米向けが同51.6%減、欧州向けが同83.7%減、アジア向けが同65.9%減となり、13か月連続で前年割れとなった。
海外生産は同9.1%減の22万0103台と13か月連続でマイナスだった。欧州が同48.8%減と半減、北米も同18.0%減となった。中国が好調なアジアは同22.5%増と前年を上回ったものの、全体はカバーできなかった。