盗んだバイク、被害者本人に売りつけようとして逮捕

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群馬県警は11月27日、群馬県高崎市内の団地敷地内に侵入し、17歳の男子高校生が所有する原付バイクを盗み、転売を図ろうとした39歳の男を窃盗容疑で逮捕した。被害者本人対して「パクッたバイク買わないか?」などと話を持ちかけていたという。

群馬県警・高崎署によると、逮捕された男は11月14日の午前7時ごろ、高崎市内にある団地の敷地内へ侵入。17歳の男子高校生が所有する原付バイク1台とヘルメット1個(時価約3万円)を盗んだ疑いがもたれている。

被害を受けた高校生は警察へ盗難届を出したが、その一方で自力でも捜索を開始。翌15日に同市内のコンビニエンスストアを訪れた際、居合わせた中年の男から「パクッたバイクがあるんだけど買わないか?」などと話を持ちかけられた。

男が「売りたい」とするバイクの車種や特徴が盗まれたバイクと一致。高校生はそれが自分のバイクであると確信し、「興味がある」などと返答するとともに、男から連絡先などを聞き出した。

高校生は警察に委細を連絡。これを受けた同署員が男の家から盗まれたバイクを発見し、男から任意で事情を聞いたところ、「カネが欲しかった」などと容疑を認める供述を行ったことから、27日までに窃盗容疑で逮捕している。

《石田真一》

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