日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した11月の新車販売速報によると、総台数は前年同月比18.3%増の43万6535台となった。プラスは8月から4か月連続であり、月次の伸び率が2ケタとなったのは2000年以降では初めて。
このうち登録車が36.0%増の29万3410台と大幅に伸びた。8月から4か月連続の増加。一方で軽自動車は6.5%減の14万3125台と13か月連続のマイナスだった。
エコカー減税と補助金制度が浸透し、とくに減税幅などが大きい登録車の購入意欲が高まっている。また、総台数の伸び率が大きくなったのは昨年11月(19.2%減)の落ち込みが大きかったことによるもの。回復したとはいえ、一昨年11月(約45万1000台)のレベルまでは戻していない。