日産ディーゼル組織改正、内部監査体制を強化

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日産ディーゼル工業は、12月1日付で組織改正を実施すると発表した。

今回の組織改正では、国内営業部門・国内戦略企画部に「ネットワーク開発担当」、「プロモーション・AM戦略企画担当」を新設し、ソフトビジネスの成長に向けたネットワーク構築とアフターマーケット拡大にむけた戦略企画機能を強化する。

また、国内総務・管理部の機能・名称を変更する。国内総務・管理部は「国内総務・内部統制室」へ名称変更し、日産ディーゼルトラックスを含めた国内営業部門の内部統制機能の強化、管理レベルの向上を図る。

カスタマーサポート本部では、新車とソフトビジネスに関する一体的な地域サポート強化のため、カスタマーサポート本部の顧客アカウント企画部とソフトビジネス推進部を統合し「CSビジネス推進部」を新設する。このCSビジネス推進部には「ソフトビジネス地域推進担当」「アカウント戦略推進担当」「アカウント企画・業務担当」を新設する。

ソフト商品に関する営業推進強化のため、アクティブサポート部の提案営業担当を「提案営業推進担当」に、SLA推進担当を「SLA・TRUST推進担当」に名称変更する。同時に、アクティブサポート部に「テレマ推進担当」を新設する。

さらに、新車ビジネス関連業務の明確化と戦略商品の販売サポート強化のため、車両業務部の業務担当を「車両業務サプライ担当」に、VME担当を「戦略商品推進・VME担当」に名称変更するとともに、車両業務部に「販売促進担当」を新設する。日産ディーゼルトラックスの指定整備部門との協業を強化し、効率化、生産性向上を図るため、ワークショップサポート部の投資・企画担当と工場支援担当の機能を見直し、「NDSS推進担当」と「整備品質担当」に再編する。ワークショップサポート部に工場の組織体制の確立と業務プロセス改善を推進する「整備・部品供給プロセス改善担当」を新設する。

一方、元役員のインサイダー取引が発覚したことなどから、内部監査体制の合理化、効率化を図る。具体的には「ND・関係会社担当」、「国内販売会社担当」を発展的に解消し、内部監査室として一元化し、情報漏えいなどを防止する。

《レスポンス編集部》

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