アルプス電気は、磁性材料技術、薄膜プロセス技術について、産業革新機構と共同で具体的な事業化を検討することに基本合意した。
アルプス電気と産業革新機構は、これまで開発を進め蓄積してきた磁性材料技術、薄膜プロセス技術を中核とした事業の推進に向けて、具体的な検討を開始した。
事業では、低炭素化社会の実現に向けたエネルギーの省力化や効率利用を目指した環境対応型製品(グリーンデバイス)の関連企業・研究機関などが広く参画できるオープンイノベーション型の事業化を促進する。特に小型・高効率の電力変換・電力制御デバイスの開発、製品化を通じてパワーエレクトロニクス産業の競争力を強め、低炭素化社会の実現に貢献することを目指す。
アルプス電気は2010年4月の事業開始を目指し、将来的にはグリーンデバイス関連企業・研究機関などとの提携も積極的に推進していく方針だ。