スバル、米国新車販売は24%増と6か月連続プラス…11月実績

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スバルオブアメリカは1日、11月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は1万6988台で、前年同月比は24%増と6か月連続のプラス。2009年通年でも、過去最高の販売実績となるのが確実となった。

車種別で見ると、乗用車系では新型『レガシィ』が引き続き好調。5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比142%増の6506台、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も83%増の2802台と勢いがある。しかし、『インプレッサ』は、34%減の2555台と売れ行きが鈍い。

今年1‐11月累計では、アウトバックが前年同期比17%増の4万6980台、レガシィが32%増の2万7354台、インプレッサが4%減の4万2964台という結果だ。

ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が前年同月比1%減の4948台と微減。ただし、今年1‐11月累計では、前年同期比30%増の7万0558台と売れている。

一方、中型SUVの『トライベッカ』は前年同月比72%減の177台。今年1‐11月累計でも、前年同期比44%減の5722台と、蚊帳の外だ。

スバルオブアメリカの1‐11月累計販売台数は、前年同期比14%増の19万3578台。2006年に達成した同社の販売記録、20万703台を超える新記録を樹立するのは確実だ。

同社のティム・コルベック上級副社長は、「11月セールスは過去最高。さらに今年の累計販売台数は、11月末時点で昨年実績を超えた」とコメントしている。

スバルの11月米国新車販売は、前年同月比24%増。この伸び率は、韓国メーカーのヒュンダイの45.9%増に次ぐものだ。IIHS(高速道路安全保険協会)の「トップセーフティピック」に全5車種が選出されたのをはじめ、今年のスバルは、米国で当たり年となった。

《森脇稔》

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