メルセデスベンツ世界販売、EクラスとSクラスが牽引…11月実績

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ダイムラーは7日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の11月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は9万8400台で、前年同月比は16.4%増。2か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比19.1%増の8万8600台、スマートが3.8%減の9800台。メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラスセダン』と、マイナーチェンジを受けた『Sクラス』が牽引した。

新型Eクラスセダンの11月世界販売は、前年同月の約2倍の1万5700台。11月21日からは、新型「Eクラスエステート」(日本名:「Eクラスステーションワゴン」)の欧州販売が開始されており、12月販売への効果が注目される。

マイナーチェンジしたSクラスの11月世界販売は5500台で、前年同月比は35%増。中国では前年同月の3倍、かつ過去最高の2000台を売り上げ、西欧では22%増、ロシアでは16%増と好調だった。

市場別では、アジアパシフィックエリアが前年同月比81.9%増の1万7600台と、米国の1万7400台/9.1%増を上回る勢い。とくに香港を含む中国では210.2%増の8900台をセールスした。2009年1 - 11月累計でも、中国は59.8%増の6万2200台と躍進している。

グループ全体の2009年1 - 11月累計販売台数は、前年同期比11.8%減の102万1700台。ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当取締役は、「11月の結果は非常にポジティブ。10月に引き続いて世界販売が伸びている」と、今後の販売増に期待を寄せている。

《森脇稔》

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