【BMW グランツーリスモ 発表】グランツーリスモとしてのインテリア空間
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まずフロントの運転席は、セミコマンドポジションとBMWが呼ぶやや高めのシートポジションとなっている。「人間工学的にも理想的な乗り降りのしやすさ、快適性を実現しています。また、アイポイントが高くなることで運転時の視認性も向上しています」と話す。
「さらに、オプションで設定している電動パノラマサンルーフを装着すると、広い室内をより一層広く見せて、明るく暖かな雰囲気を醸し出してくれます」
そしてリアシートの特徴として2つの使い方を例に挙げた。まずひとつは「このリアシートは、一番後ろに下げると、バックレストを最も倒した状態でも、広々としたフットスペースを確保することが出来、ラグジュアリーセダンのくつろぎを味わうことができます。この場合でも、ラゲッジルームの容量は440リットルと十分ゆとりのある容量を確保しています」。
リアシートは、前後位置スライドは10cm、バックレストの角度は標準設定の3人掛けシートで33度、オプションの2人掛けコンフォートシートで40度調整することができる。
次に「リアシートを立てて前後位置を調整すると、ラゲッジルームに590リットルの容量を確保することができ、この場合でも、フットスペースを犠牲にすることはなく現行『5シリーズセダン』と同じレベルの快適性を実現できます」とする。
リアシートのすべてのバックレストを完全に折り畳むことが出来る。「ラゲッジルーム容量は最大で1700リットルまで広がり、これは『X5』と同レベルです」と、エレガントさやスタイリッシュさだけではなく、グランツーリスモとしての荷室の重要性をも考慮していることを語った。