[動画]アウディ eトロン、EVスポーツの静かなる加速

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eトロン 全 6 枚 拡大写真

米ロサンゼルスタイムズは17日、アウディのEVコンセプトスポーツカー、『eトロン』の公道試乗レポートを、動画共有サイトで公開した。

eトロンは、9月のフランクフルトモーターショーで公開。『R8』をベースに開発され、超1級の動力性能をゼロエミッションで実現するEVスポーツカーである。前後アクスルには2個ずつ、合計4個のモーターを搭載。トータルの最大出力は313psだが、最大トルクは459kgmという驚異的な数値を達成している。

2次電池は、蓄電容量42.4kWhのリチウムイオンバッテリー。ベース車両のR8同様に、ASF(アウディ・スペース・フレーム)シャシーに、アルミ&カーボン複合素材のボディを載せる手法を導入し、車重は1600kgに抑えられた。42対58という理想的な前後重量バランスも追求されている。

459kgmものトルクはフルタイム4WDの「クワトロ」を介して4輪に伝達され、0-100km/h加速4.8秒、最高速200km/h(リミッター作動)の卓越したパフォーマンスを実現。最大航続距離248kmの実用性も兼ね備える。

充電は家庭用の230Vコンセントで約6 - 8時間。400Vの急速チャージャーを利用すれば、約2.5時間で完了する。アウディは、eトロンの考え方を反映させたEVスポーツカーを、2012年末までに市販する計画だ。

このeトロンに、ロサンゼルスタイムズ紙の自動車担当記者、ダン・ニール氏が公道試乗。eトロンの静かなる加速性能や未来的なディティールは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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