三菱樹脂、トラック向け硬質ウレタン複合パネルを開発

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サイドにDBライト18mm、リアにDB13mmを使用した試験用トラック
サイドにDBライト18mm、リアにDB13mmを使用した試験用トラック 全 2 枚 拡大写真

三菱樹脂は21日、内外装用建材として使用されているアルミ樹脂複合板『アルポリック』のトラック市場への展開として、硬質発泡ウレタンをアルポリックで挟んだウレタン複合パネル「アルポリックDB」と「アルポリックDBライト」を開発したと発表した。2010年1月から販売を開始する。

新製品は、トラック分野でのアルポリックの事業拡大を狙い、脱木材と軽量化のニーズに応える新しいパネル素材として開発を進めていたもの。アルポリックDBは、従来の木材とアルミを使用した複合パネルに比べて、軽量で、腐食しないために衛生的で長期間使用することができる。また、低発泡ウレタンを使用しているため、剛性も高く、ボルトやネジを打ち込むことができるなど加工も容易。ボルトなどを多く使用するトラック後部のリアドア(観音扉や跳ね上げ扉)に適している。厚さは13 - 19mmで提供する。
 
また、アルポリックDBライトは、ウレタンを高発泡させた厚さ13mm以上のパネルで、高い断熱性を持った木材レスの超軽量パネルとして、断熱性が求められる冷凍車・保冷車や、飲料を輸送するトラック(ベンディングカー)のスライドドアなどに適しているとしている。

《レスポンス編集部》

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