[写真蔵]アルファロメオ ジュリエッタ はやっぱり、この色

自動車 ニューモデル 新型車
ジュリエッタ
ジュリエッタ 全 11 枚 拡大写真

アルファロメオは21日、新型車『ジュリエッタ』の追加写真を公表した。アルファロメオの人気カラー、赤いボディの新型が公開されている。

新型は『147』の後継に当たる5ドアハッチバック。ボディサイズは全長4350×全幅1800×全高1460mm、ホイールベース2630mm。147と比較すると、125mm長く、70mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは85mm伸ばされた。

デザインは「スポーティ&エレガント」がテーマ。フロントマスクはアルファロメオの盾形グリルを中心にLEDヘッドライトを配したデザイン。このLEDヘッドライトには、デイタイムランニング機能も組み込まれる。リアのドアハンドルは、ピラー付近に隠すように配置。これは147にも見られた手法で、クーペのように見える効果をもたらす。テールランプにもLEDが採用された。

エンジンはガソリン2、ディーゼル2の合計5ユニット。ガソリンエンジンは、147の2.0リットル直4「ツインスパーク」から、新開発1.4リットル直4ターボにダウンサイジングされ、最大出力120psを引き出す。電子制御油圧式バルブがスロットルバルブなしの吸排気コントロールを実現する「マルチエア」仕様は、170psのパワフルさだ。

ディーゼルは2世代目となる直噴ターボ「JTDM」。1.6リットル直4(105ps)と2.0リットル直4(170ps)が用意される。ガソリン、ディーゼルともにアイドリングストップ機能を採用し、排出ガス性能は、ユーロ5に適合する。

遅れて、『MiTo』にも設定された「クアドリフォリオ・ヴェルデ」グレードが、最強モデルとして登場。エンジンはMiToの1.4リットル直4ターボ(170ps)ではなく、1750ccの直4ターボ「1750TBi」を搭載し、最大出力は235psを発生する。

足回りには、路面状況を問わず最適な走行性能を発揮する「アルファDNA」システムを導入。「ダイナミック」「ノーマル」「オールウェザー」の3モードが切り替えられる。VDC、DST(ダイナミック・ステアリング・トルク)、電子制御ディファレンシャルの「Q2」、次世代ステアリングシステムなども採用された。

アルファロメオは今回、赤いボディの写真を公開。やはりアルファロメオといえば、この色だろう。また、インパネの写真も公表。ダッシュボードは水平基調のデザインで、アルミをアクセントに使用。スイッチ類の造形は、8Cコンペティツィオーネと共通イメージとするなど、プレミアムコンパクトにふさわしい仕上がりを追求しているのが確認できる。

ジュリエッタは、2010年3月のジュネーブモーターショーで正式発表。欧州主要国では、春から販売がスタートする。

《森脇稔》

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