【2009年の10大ニュース座談会】その2…くっついて離れて、堂々めぐり

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ホンダ・インサイト
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 新しいエコカー、新しい社長、新しい政治

福田---「ハイブリッド人気」はどんなふうに区切ったらいいのかな。

宮崎---「エコカー人気」は「プリウス」の一人勝ちでした。

【画像全6枚】

石田---いちばん最初は「インサイト」でしょう。月1万台売れた。プリウスは10年間作り続けたから2万、2万5000台作る体制が出来ている。インサイトがあるから後続も売れたような感じがある。インサイトは189万円という価格がニュースでしたね。

福田---価格というなら、ハイブリッド人気の裏側には「エコカー減税、買い替え補助」がある。インサイト、プリウス、エコカー人気を1本にするか……。それぞれにドラマがあるから分けた方がいい。

宮崎---ハイブリッドはブームでまとまるけど、プリウスは分ける。

石田---インサイトは単独ニュースで、プリウスはエコカーブームに含む。

福田---インサイトの価格を見てプリウスの価格を決めたようなところがあるからね。

三浦---「エコカー人気」が1本で、ハイブリッドは「インサイト189万円+プリウス205万円」と値段付きでまとめたらどうだろう。

福田---媒体では“エコカー元年”という言い方をするね。「三菱やスバルがEVを発売」したし。

宮崎---EVは別のニュースにした方がいいです。ニュースは発売したことより“フィーバー”になったことですね。台数はないから“ブーム”ではなく、熱意。自動車産業の形も変わっていくでしょうし、またエコカーの究極の形がEVだということが社会的に認知されました。

高木---「政権交代」をどう表現しますか。

石田---高速道路無料化が実現できるか。流れたら、それもニュース。予算についてはITS関係が、安全軽視の批判を恐れて事業仕分けの対象にならなかったけど、“箱もの”と見なされて大幅カットの動きです。

三浦---「高速1000円」とつなげる。民主党の「無料化」をさきどりした自民党のカウンターパンチ。

石田---いや、別の影響もありました。東名高速バスで4時間遅れというのを体験しました。渋滞が発生したり、ETC車載機がバカ売れしたり……。

福田---政権交代は日本全体に、もちろん業界に影響大なんだけど、レスポンス10大ニュースにどう入れるか。今年の漢字じゃないけど「新」でまとめる。トヨタがトップ交代した、オバマ大統領も誕生した。

三浦---そこに引っ掛けますか……。オバマ章男民主党!!

福田---トヨタは経営方針から変わったね。豊田章男新社長が社長ランキングの2位に選ばれたけど実力は未知数。これはオバマ大統領のノーベル賞受賞といっしょだね。

■それぞれ際立つニュースが連発
■とりあえず19本だが、これでいいのか
■新しいエコカー、新しい社長、新しい政治
■2年後は横浜モーターショー
■トヨタの光と陰を表現
■レスポンス的2009年の10大ニュース

座談会出席者
福田俊之(経済ジャーナリスト、座談会コーディネイター)
三浦和也(レスポンス編集長)
高木啓(編集部、文責)
宮崎壮人(編集部)
石田真一(編集部)

《レスポンス編集部》

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