スズキのインドにおける四輪車生産販売子会社マルチ・スズキ・インディアは、5日のプレスデーから開催されるインドのデリーオートエキスポ(デリーモーターショー)にコンセプトモデル『Concept R3』などを出品する。
インド市場においてはSUV車や商用タイプ車の3列シートタイプが近年増加傾向にあり、このタイプの新しい提案として、コンパクトな車体をベースとした3列シートのコンセプトモデルR3を出品する。
R3はマルチ・スズキのR&D部門がデザインした。全長4255mmの車体で6人乗りの3列シート乗用車を提案する。
またインド政府が推進するハイブリッド車および電池車プロジェクトに参加し、マルチ・スズキにて開発している『SX4ハイブリッド』、『Eeco』(=バーサ後継)の電気自動車の2機種の試作車両を参考出品する。
そのほか、『キザシ』と『SX4ハッチバック』の参考出品車2車種と市販車とを合わせ、四輪車を計19台出品する。
二輪車については『ハヤブサ』、『イントルーダー』などの大型モデルやタイ製スクーター『スカイドライブ125』、および東京モーターショーに出品した燃料電池スクーター『BURGMAN FUEL CELL SCOOTER』など計9台を出品する。