ホンダ、米国新車販売は19.5%減…2009年実績

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米国ホンダは5日、2009年の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は115万0784台で、前年比は19.5%減。しかし、クライスラーを抜いて初の年間4位に浮上した。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が、前年比22.2%減の29万0056台。『シビック』も23.5%減の25万9722台、『フィット』も15.6%減の6万7315台と、振るわない。

昨年4月に米国市場へ投入された新型『インサイト』は、2万0572台をセールス。しかし、トヨタ『プリウス』の13万9682台とは、7倍近い開きがある。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、『CR‐V』が19万1214台を販売し、前年比は3.1%減。昨年秋のマイナーチェンジ効果で、マイナス幅を最小限に抑えた。しかし、ミニバンの『オデッセイ』は26.1%減の10万0133台、大型SUVの『パイロット』は13.3%減の8万3901台と落ち込んだ。

アキュラブランドでは、『TSX』が前年比10.5%減の2万8650台、『TL』が28.1%減の3万3620台と不調。SUVの『MDX』も31.3%減の3万1178台と後退した。

米国ホンダのジョン・メンデル上級副社長は、「2010年の米国新車市場は回復の兆しがある。ようやく長いトンネルの出口が見えてきたようだ」と語り、2010年の販売増に期待を寄せる。

《森脇稔》

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