13日夕方、秋田県能代市内の国道7号で、交差点に進入した乗用車同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破し、一方のクルマを運転していた52歳の男性が死亡。この男性のクルマは盗難車だったことが後に発覚している。
秋田県警・能代署によると、事故が起きたのは13日の午後4時55分ごろ。能代市浅内浅内堤下(N40.9.15.1/E140.1.20.1)付近の国道7号で、交差点を進行していた乗用車同士が出会い頭に衝突した。
双方のクルマは中破。一方のクルマを運転していた宮城県仙台市内に在住する52歳の男性が頭部を強打。近くの病院に意識不明の状態で収容されたが、約10時間後に死亡。もう一方のクルマの運転者も打撲などの軽傷を負っている。
死亡した男性の運転していたクルマは事故の直前に能代市内で盗まれ、所有者が盗難届を警察に提出していたことが後に判明。死亡した男性の実家は盗難事件が起きた現場のすぐ近くだったという。
現場は信号機の設置された交差点。警察ではどちらかが信号無視を行った可能性が高いとみて、当時の信号表示状況について調べを進めている。