蛇行運転、パトカーにも体当たり

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14日午後、東京都新宿区内の都道で、蛇行運転を行ったとしてパトカーに追跡されていた乗用車が、前後を塞いで強制抑止を試みたパトカー2台に体当たりを繰り返す事件が起きた。警察は37歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

警視庁・新宿署によると、事件が起きたのは14日の午後1時ごろ。新宿区西新宿(N35.41.32.1/E139.41.35.0)付近の都道をパトロールしていた同署員が蛇行運転を繰り返す不審な乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

署員はパトカーで追跡を開始。クルマは約1kmに渡って逃げ続けたため、前後から挟み撃ちにして強制抑止することを試みた。しかし、クルマは包囲したパトカー2台に体当たりを繰り返した。クルマはなおも逃走しようとしたが、署員がガラスを叩き割って運転していた男を取り押さえ、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

逮捕されたのは八王子市内に在住すると自称する37歳の男。乗っていたクルマは同市内で盗難されたもので、男からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出された。車内からはビールの空き缶も発見されている。調べに対して男は「海に飛びこんで死のうと思った」、「車内で缶ビールを10本ぐらい飲んだ」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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