シトロエン DS3 日本公開…シトロエンの新たな一歩

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DS3
DS3 全 6 枚 拡大写真

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は20日、シトロエンのDSシリーズ第1段である『DS3』を6月より発売、3月より先行予約を受け付けると発表した。

【画像全6枚】

そもそも『DS』という名称は1955年10月に開催されたパリサロンでデビューした、当時のシトロエンの最新モデルの名称である。

この、『DS』というモデルは、それまで生産されていた『トラクション・アヴァン』とは全く異なるデザインと、サスペンションやブレーキ、ステアリングやトランスミッション等を制御する“ハイドロニューマティック・システム”の採用により、シトロエンというメーカーの新たな一歩ということで知られている。また、この斬新なデザインは社内デザイナーのフラミニオ・ベルトーニが手掛けており、パリサロンでは「異次元の自動車」として話題をさらい、開催初日で1万件以上のオーダーが入ったと伝えられている。

そして今回、この名称をシリーズ名で復活させたのは、「“Different Spirit”(今回のDSの由来)ということで、新しい価値を与えてシトロエンというブランドを世の中にアピールしていこうということでこの名称を使っています」と、プジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部商品企画グループ関博幸さんは話す。

「当時のことを繰り返したり、当時のクルマを焼き直すということではなくて、もっともっと一歩も二歩も先に行くという、我々のブランドスローガンで“Creative Technologie(クリエイティブ・テクノロジー)”とあるように、これからもクリエイティブにクルマ作りをしていってお客様に楽しんでもらおうという、そういった全て前向きな意味を込めてDSシリーズという名称となったのです」という。

新しいDS3は基本ボディに様々な仕様(ボディカラーやルーフカラー、内装の仕様等々)をユーザーの好みで組み合わせてオーダーできる受注生産システムを取る。それにより、新たな価値を生み出そうという考えなのだ。

つまり、トラクションアヴァンからDSになった時、シトロエンは新たな一歩を踏み出した。そして今回も、その“思想”という意味で、新たな第一歩を踏み出した。そういうことから、もう一度DSという名称を今度はシリーズ名として使おうということなのだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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