【カーエレ10】東レ、新デモカーで新素材をPR
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「片側半分がこれまで納入実績のある既存品で、反対側半分が全く新しい素材です。すべてお勧めの製品です。5 - 10年先をにらんだ製品で、その頃に発売されるクルマにはいろいろと使われることになるでしょう」
東レは現在、長期経営ビジョン「AP-Innovation TORAY21」のもと、「先端材料で世界のトップ企業を目指す」という目標を掲げている。昨年にはこれまで樹脂・ケミカル製品の製造・開発拠点であった名古屋事業所を、自動車・航空機向け先端材料の開発・生産拠点「A&Aセンター」に機能転換した。今回展示されたデモカーはそこで生まれたもので、東レにとって2代目となる。
同デモカーはカーエレJAPANが終わると、A&Aセンターに展示され、自動車業界関係者が見学に来た際、新素材の説明用として使われるそうだ。
《山田清志》