ブリヂストンは21日、2009年12月末時点で、中国の天津、瀋陽、無錫、惠州にある4つのタイヤ製造事業会社で「0.5%ゼロ・エミッション」を達成したと発表した。
同社グループでは、産業廃棄物の発生量に対して最終処分量を1%未満にする「1%ゼロ・エミッション」、0.5%未満にする「0.5%ゼロ・エミッション」、継続的にゼロにする「完全ゼロ・エミッション」と定義して、産業廃棄物の削減に取り組んでいる。
中国の4事業所は、2008年3月末に1%ゼロ・エミッションを達成し、さらなる削減に向けて活動を続けて、今回0.5%ゼロ・エミッションを達成した。今後完全ゼロ・エミッションを目指して活動計画を設定、取り組みを進める方針だ。
同社では、2005年に国内の全15工場で完全ゼロ・エミッションを達成しており、2008年に国内グループ会社の45工場で0.5%ゼロ・エミッションを達成している。また、他の海外工場でも1%ゼロ・エミッション達成を目指し、活動を推進している。