プジョー 308CC、新ディーゼル搭載…燃費は18.87km/リットル

自動車 ニューモデル 新型車
308CC
308CC 全 1 枚 拡大写真

プジョーは18日、欧州向けの『308CC』に、新しいディーゼルエンジンを搭載した。

この1.6リットル直4ターボディーゼル「HDi FAP」は、旧エンジンに対して約50%の構成部品を一新。最大出力は112ps/3600rpm、最大トルクは27.5kgm/1750rpmと、従来よりも12.5%の性能向上を果たした。オーバーブーストモードでは、最大トルクは29kgmに引き上げられる。

このエンジンは圧縮比の変更(17.5から16)、燃焼室直径の10%拡大、ピエゾインジェクターによる1650バールの高圧燃料噴射、最新のコモンレールインジェクション採用などの改良を実施。燃焼効率を高めることで、燃費や排出ガス性能を改善した。

欧州複合モード燃費は18.87km/リットル、CO2排出量は138g/km。排出ガス性能は、ユーロ5をクリアしている。0-100km/h加速は12.2秒、最高速は191km/hと、実用的なパフォーマンスを備える。

この新エンジンを積む「HDi112」グレードは、「スポーツ」と「SE」トリムを用意。英国での価格は、2万1095ポンド(約310万円)からと公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る