プジョー 408 セダンを初公開

自動車 ニューモデル 新型車
408
408 全 11 枚 拡大写真

プジョーは25日、中国・北京において、新型『408』を初公開した。『308』をベースに開発された中国向け4ドアサルーンである。

新型408は、現在中国で販売されている『307サルーン』の後継モデル。中国など新興国を中心に投入された307サルーンは、累計352万2800台を生産するヒット作となった。

新型408のコンセプトは、モダンなルックスに高い安全性と広い室内空間を備えたセダン。全長は4680mmで、中国ではミディアムラグジュアリーファミリーセダンに分類できる。308のハッチバック(全長4290mm)と比較すると、408のほうが390mm長い。

欧州と中国のデザイナーが連携し、最新プジョーのアイデンティティを取り入れながら、中国の顧客好みの4ドアボディを設計。新型の生産は、プジョーの中国合弁、東風プジョーが担当し、プジョーは「年間10万台を販売する」と意気込む。

新型408は、4月23日に開幕する北京モーターショーで正式発表。その後、中国での販売がスタートする。プジョーの2009年中国販売は、08年比44%増の41万台と大きく伸びた。2010年は、09年比30%増を見込む。新型408がこの目標達成に大きな役割を果たすことになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る