住友金属と住友商事、バルト海パイプラインの鋼管を受注

自動車 ビジネス 海外マーケット
パイプ敷設
パイプ敷設 全 3 枚 拡大写真

住友金属工業、住友商事は26日、Nord Streamからバルト海を通じロシアとヨーロピアン・ユニオンを結ぶ天然ガス海底パイプラインである「Nord Streamパイプライン」向け内外面コーティング付き大径溶接鋼管を受注したと発表した。契約金額は9100万ユーロ(約118億円)。

【画像全3枚】

プロジェクトは約1220kmのパイプラインを2本、バルト海の海底に敷設するもので、今回内定した鋼管はライン2に使用される。

受注した大径溶接鋼管は、Nord Streamパイプラインに使用されるため、高強度で厚肉など、技術的要求が厳しい。ライン1用の入札では日本勢は敗退したものの、今回の入札では、世界トップレベルの技術力、大型パイプラインプロジェクトへの多数の供給実績にもとづく信頼性が評価され、受注できたとしている。

今回の受注の内容は、内外面コーティングを施した後、ドイツ、フィンランドへのデリバリーが必要で、厳格な納期管理を含めた、住友金属、住友商事のプロジェクト遂行・管理体制も評価されたと見ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  3. 【スズキ アドレス125 試乗】扱いやすさ&快適性は星5つ!“軽快125”の新スタンダード…伊丹孝裕
  4. 希少なヒストリックカーの数々…三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る