ブリヂストンは29日、インド子会社であるブリヂストン・インディアプライベート・リミテッドがインド国内での需要に対応して、トラック・バス用ラジアルタイヤを新たに生産すると発表した。
トラック・バス用タイヤ生産のための総投資額は約33億円で、2011年上期から生産を開始する。生産能力は2012年下期時点で日産約400本に達する見込み。
同社は、インドでは、経済成長に伴う高速道路網の拡充やトラックの高性能化などにより、トラック・バス用タイヤの需要が今後伸長してと見込んでいる。これに対応し、1988年に乗用車・小型トラック用ラジアルタイヤ専用工場として操業開始したインドール工場にトラック・バス用タイヤの生産設備を新たに設けるとしている。