パリ交通公団、2次元バーコードでリアルタイム情報を提供

自動車 ビジネス 企業動向
フラッシュコードが貼られた停留所。1月21日撮影
フラッシュコードが貼られた停留所。1月21日撮影 全 5 枚 拡大写真

パリ交通公団(RATP)は1月18日、二次元バーコード「フラッシュコード」を使用したリアルタイム情報提供を正式に開始したことを発表した。

【画像全5枚】

バスおよび市電の停留所に貼られた二次元バーコードを対応携帯電話のカメラで読み取ると、直近でやって来る2本の待ち時間を知ることができる。

パリの停留所には、以前から直近2本の待ち時間がわかる液晶表示版が設置されていた。だが、これからは利用者が家や仕事場にいても、以前に一回読み取った停留所の最新運行情報を知ることができる。工事による臨時バス停などの情報も同時にわかる。

RATPは、パリおよびイル・ド・フランス圏内のバス350路線・市電3路線の1万1000停留所に2万枚を超えるフラッシュコードを貼り付け済みだ。

フラッシュコードは、フランス・マルチメディア・モバイル協会(AFMM)」と仏国内で移動通信事業を展開しているボイグテレコム、オランジュ、SFRが推進する二次元バーコード方式。QRコードとの互換性はない。すでにフランス国内では、雑誌や広告媒体の一部がフラッショコードを使用している。

日本でも東京都交通局が2006年から、QRコードを使用した情報システムを提供しているが、RATPの二次元バーコードサービス利用者の増加には、一定の時間がかかるものと思われる。

なぜなら、ヨーロッパの携帯電話は、購入した時点で二次元バーコードが読み取れる機器は極めて少なく、利用者が自分の機器が対応可能か確認したうえでアプリケーションをダウンロードする必要があるからだ。

ちなみに筆者は正式導入直後に約1週間パリでバス・市電を頻繁に利用したが、停留所で携帯をかざしている人を見かけることは無かった。

ただし、年間を通じてストライキやデモで公共交通機関が混乱することが多いパリだけに、提供する情報量と迅速性によっては、このRATPのサービスは有用な都市メディアとなろう。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 復活のホンダ『CB400スーパーフォア』販売快調、約2週間で2700台を受注…一番人気カラーは「ウルフシルバー」
  2. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  3. 人気のコンパクトミニバン、トヨタ『シエンタ』に次期型の情報…土曜ニュースランキング
  4. トヨタ『シエンタ』次期型は2027年登場か---新開発1.5Lエンジン搭載
  5. 【DS N°4 新型試乗】“夢見心地”な気分をたっぷりと味わわせてくれる…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る