日立第3四半期決算…赤字幅改善 事業構造改革の費用負担が減少

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、当期損益が1076億7000万円の赤字だった。前年同期は3346億7000万円の赤字で、事業構造改革費用負担の減少などで赤字幅が大幅に改善した。

売上高は、前年同期比17.0%減の6兆2828億6400万円だった。電力システムなどの社会インフラは堅調に推移し在庫調整の一巡で自動車機器も回復してきたが、前半のマイナスや不採算製品の絞り込む、為替換算の影響もあって減収となった。、

営業利益は10 - 12月期は全部門で黒字化したほか、固定費削減の効果があったものの、同77.2%減の416億円だった。税引前四半期損益は525億3400万円の赤字。

通期業績見通しは売上高が同13.0%減の8兆7000億円と据え置いた。収益は事業構造改革の効果などから営業利益は同6.2%増の1350億円、税引前四半期損益が450億円の赤字、最終損益が1950億円の赤字に上方修正した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る