日本コークスと住友商事、リチウムイオン電池負極材の合弁工場を設立

自動車 ビジネス 企業動向

日本コークス工業と住友商事は5日、リチウムイオン電池に使用される負極材の製造・販売を行う合弁会社を4月1日付で設立することで合意したと発表した。

両社は合弁会社を設立して、日本コークス工業が研究・開発、製造・販売してきたリチウムイオン電池用負極材事業を引き継ぐ。新会社が製造するリチウムイオン電池用負極材は、天然黒鉛をベースに独自技術の表面処理を施すことで、低価格・高容量で高い安全性を実現、ユーザーからも高い評価を得ている。

EVやHVなどに使用される大型リチウムイオン電池を中心に需要の拡大が見込まれるため、リチウムイオン電池用負極材の専業会社を設立して競争力ある製品を供給していく。

新会社の社名は未定。資本金は2億円で、日本コークス工業が60%、住友商事が40%出資する。

新会社では、日本コークス工業が培ってきた天然黒鉛系負極材に関する技術の優位性を活かして、事業拡大を図るとともに、住友商事の広範囲にわたるリチウムイオン電池関連事業とのシナジー効果、グローバルネットワークを活用し、市場の急激な拡大に迅速に対応していくとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る