トヨタ、クラウン も調査中…プリウス と同ブレーキ採用

自動車 テクノロジー 安全
プリウスと同じブレーキを採用する「クラウン ハイブリッド」
プリウスと同じブレーキを採用する「クラウン ハイブリッド」 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8日、ハイブリッド車(HV)を含めた『クラウン』のマイナーチェンジを発表。同社はHV『プリウス』のブレーキが効きにくくなる、という問題に対し近くリコールを実施する考えだが、クラウンHVについて同社広報は「不具合発生はないが、調査は行う」としている。

問題となっているのは、ハイブリッド車『プリウス』が、路面状況などによりブレーキをかけた際に「空走感」を抱かせるというもので、4日の時点では同社が把握しているもので77件の苦情があったとしている。同社ではこの問題に対しリコールを実施する考えを示しており、同システムを搭載する『SAI』、レクサス『HS250h』も同様の措置を取ることを検討している。

8日にマイナーチェンジが発表されたクラウンHVもプリウスと同様のHVシステム「THS II」と、ブレーキシステムを搭載している。これについて同社広報では「同じブレーキを採用するが、制御システム(コンピューター)が異なる。現段階で不具合の発生はなく、問題ないと捕らえているが、調査は実施している」としている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る