BMWグループは5日、1月の中国新車販売の結果を公表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、1万1919台をセールス。前年同月比は122%増と大きく伸びた。
BMWブランド単独では、1万1369台を販売。『7シリーズ』が1705台をセールスし、牽引役を果たした。中国でのBMWグループは2009年、2008年比37.5%増の9万0536台を販売しており、今年も順調な立ち上がりを示した格好だ。
中国以外のアジア各国でも、BMWグループは好調。同エリアでは2009年、18万3111台を販売し、2008年比10.5%増を達成した。2010年1月は、東南アジアが前年同月比1.5%増の5840台、インドネシアが25%増の901台、ベトナムが106%増の334台を販売している。
BMWグループのイアン・ロバートソン取締役は、「我々は2009年、中国で良好な販売結果を残した。2010年も中国への取り組みを強化する」と語っている。