仏シトロエンはパリ・シャンゼリゼ通りのショールーム「C42」で、ニューモデル『DS3』にちなんだ特別展を開催している。タイトルは「コンセプトストアDS3」。
期間中はビルの外観に「DS」のロゴをあしらい、地下を除く館内すべての展示車をDS3(6台)にしている。
DS3の“売り”であるボディ/ルーフ色の組み合わせは、オブジェ状に置かれたルーフでアピールしている。また、スノーボードやスキー、携帯電話など、DSのデザインコンセプトを反映した各種グッズも販売や参考展示されている。
お楽しみとしては、スクリーン上で自分の姿とDSを合成し、写真撮影できるコーナーも設置されており、これは筆者が訪れたとき家族連れに人気を博していた。その他のエンターテインメンントとしては、階段の途中に来場者が吹き抜けのイルミネーション色を変えられるスイッチもある。
いっぽうシトロエンが強調するいちばんの話題は最上階だ。高級食料品店「フォション」のティールームが期間中開設され、特別メニューが提供されている。毎水曜日と土曜日には、C42とパリ市内のフォション店舗を結ぶシャトルも運行される。
2007年にオープンしたC42は、フランス人女性建築家マニュエル・ゴートランによる設計で、地下も含め計8基のターンテーブルが垂直に設置されたモダーンなショールーム。
ただし、改築とともに、従来長年にわたって併設されていたレストランは無くなった。
今回のフォション開設は期間限定であるものの、久々に喫茶を口実にパートナーを連れてシトロエン・ショールーム詣でができる。
コンセプトストアDS3は3月下旬までの予定。C42はシャンゼリゼ通り42番地。日 - 水曜は10時00分 - 20時00分、木 - 土曜は10時00分 - 22時00分。