豊田社長、国交省を訪問…前原国交相「機敏な対応を」

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国交省を訪れ、前原大臣と会談する豊田社長(撮影:中島みなみ)
国交省を訪れ、前原大臣と会談する豊田社長(撮影:中島みなみ) 全 1 枚 拡大写真

9日、トヨタ東京本社ビルで約1時間50分の長時間会見を終えた豊田章男会長は、同日午後7時、前原国交相の待つ国土交通省を訪れた。

前原国交相と辻元副大臣を前に、豊田社長は新型『プリウス』のリコール届出について報告。一連の騒動を謝罪した。

冒頭、前原国交相は3日に佐々木副社長が訪れた時のプリウスのブレーキ不具合についての説明について、同社の対応の遅れを指摘した。

「ブレーキの設定の問題だと説明されましたが、設定の問題であって大きな問題ではないのだということではなく、ユーザーの視点というものを大事にしていただいて、もう少し機敏に対応していただきたかった」

また、リコール対応に踏み切ったことについては「ぜひしっかりと信頼を回復するように、徹底して行っていただきたい」と話した。

前原氏は、米国でのアクセルペダル問題、国内外のプリウスブレーキ問題が、日米の市場経済に与える影響を懸念。この問題も含めた日米の自動車市場について、前原氏は10日、米国のルース駐日大使と会談する。

《中島みなみ》

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