NAS電池を利用した電力需給調整サービス 日本ガイシとEDFエナジーが展開

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日本ガイシと英国のEDFエナジーは、明電舎、日本風力開発とともに、大容量のNAS(ナトリウム硫黄)電池を用いて英国内で電力需給調整(アンシラリー)サービスを提供することで基本合意した。

大容量のNAS電池は、世界各地で電力負荷の平準化や再生可能エネルギー、電力系統システムの安定化などのさまざまな用途で利用されている。

アンシラリーサービスは、電力系統を安定化するため、発電会社が系統管理者に提供する需給調整サービス。CO2排出量削減のために化石燃料で発電された電力の供給量を制限している欧州で、安定した電力を供給するため、日本ガイシとEDFエナジーは共同で、充放電の応答速度が非常に速いNAS電池の優位性を生かしたアンシラリーサービスの提供を検討している。

両社はまずデモンストレーションプロジェクトを立ち上げ、さらにより大規模なNAS電池のアンシラリーサービスへの適用を目指す。

《レスポンス編集部》

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