トヨタ、パッソ 新型発表会を中止…新会社の船出は難航

自動車 ビジネス 企業動向
9日に行われた豊田社長の会見
9日に行われた豊田社長の会見 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車が15日に発表する新型『パッソ』の発表会は「諸般の事情」(トヨタ広報部)により中止になった。『プリウス』の問題で世間を騒がせたことが理由だ。女性をターゲットに趣向を凝らしたイベントを用意していただけに残念ではあるが、トヨタのおかれた状況を考えると仕方ない判断と言えるかもしれない。

新型パッソの発表会は東京・代々木のヤマノホールで行われる予定だった。女性が一層“私らしくなれる”ことを体現する場として開設するウェブサイト「ハナ女子大学」の紹介と、女性にうれしい新たな機能を搭載したパッソの実車を披露するはずだった。開催の申し込みは2月2日だったが、リコール届出の翌日、10日に中止の案内がマスコミ各社に流れた。

発表会は1月に宣伝部が分離して発足した新会社、トヨタマーケティングジャパンが企画したものでもある。プリウスの問題が新会社にとっても残念な結果を及ぼすことになった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る