アウディジャパンは2日、アウディ『TT RSクーペ』を発表、同日より販売を開始した。アウディ・ジャパン営業本部商品企画部長、野田一夫さんは、TT RSクーペの起源は1980年にデビューしたアウディ『クワトロ』だという。
「クワトロは、それまでオフロード車のものであると思われていた4WD機構を量産乗用車に初めて採用、エンジンは5気筒ターボ付きというユニークなものを搭載し、自動車業界に大きなセンセーションを巻き起こしたモデルです」
「1984年にはホイールベースを短くし、エンジンのパワーを306馬力まで高めたアウディ『スポーツクワトロ』を発表。そして、このスポーツクワトロをさらにチューニングアップし、ラリー仕様とした『スポーツクワトロS1』でWRCでいくつもの勝利を掲げ、チャンピオンシップも獲得しました」。
そして「今回発表するTT RSクーペはこのパッケージングを復活させたクルマです」と、4WDシステム、5気筒ターボエンジンを搭載した新しいモデルについて語った。
因みに東京都渋谷区のアウディフォーラムにおいて年内いっぱいスポーツクワトロS1が展示されている。