ポルシェ パナメーラ にV6エンジン

自動車 ニューモデル 新型車
パナメーラ
パナメーラ 全 5 枚 拡大写真

ポルシェは16日、『パナメーラ』にV6エンジンを搭載する「パナメーラ」(ベースグレード)と「パナメーラ4」を追加した。現在、パナメーラはV8エンジンのみを用意するが、さらなる顧客層の拡大を狙って、価格を抑えたV6モデルを投入する。

エンジンは、『カイエン』とほぼ共通の直噴3.6リットルV6ガソリン。ただし、最大出力は300ps、最大トルクは40.8kgmと、カイエンよりも10ps、1.5kgmパワフルだ。ベースグレードのパナメーラは後輪駆動、パナメーラ4はアクティブ4WDシステムを搭載した4WD。エンジン単体重量が、V8よりも約30kg軽いこともあり、車両重量はパナメーラで1730kgに抑えられる。

両グレードともに、デュアルクラッチトランスミッションのPDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)とアイドリングストップ機能を装備。欧州複合モード燃費は、パナメーラが10.75km/リットル、パナメーラ4が10.42km/リットルと優秀だ。オプションの低転がり抵抗タイプの19インチオールシーズンタイヤを選択すると、燃費はさらにアップ。CO2排出量は、パナメーラが213g/km、パナメーラ4が220g/kmとなる。

足回りには、電子制御ダンパーシステムを標準装備。内部の空気量を可変制御するアダプティブエアサスペンションはオプションだ。

パナメーラとパナメーラ4は、4月23日に開幕する北京モーターショーで正式発表。日本では3月2日から受注を開始する。価格はパナメーラが1021万 - 1096万円。パナメーラ4が1167万円だ。V8搭載の「パナメーラS」の1374万円と比較して、コストパフォーマンスの良さが際立つ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る