【ジュネーブモーターショー10】米・伊の合作、未来のEVスポーツ

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IEDのデザインスタディモデル「アイ」
IEDのデザインスタディモデル「アイ」 全 1 枚 拡大写真

IED(ヨーロッパデザイン学院)は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーに、デザインスタディモデル、『アイ』(EYE)を出品する。

IEDは、1966年に設立された欧州で有数のデザイン専門学校。イタリアに4か所、スペインに2か所、ブラジルに1か所の世界7か所で開校しており、総学生数は800人以上に達する。在学中、企業でデザインを実践できる機会が多く与えられることで知られ、卒業生は各方面で活躍中だ。

アイは、イタリア・トリノ校のマスターコースに在籍する11名の学生が手がけたデザインスタディ。テーマは、「未来の2+2のEVスポーツ」だ。その開発には、世界で唯一、高速道路を走行できるEVスポーツカーを市販している米国メーカー、テスラモーターズが参画した。といっても、EVパワートレーンに関してではなく、テスラのチーフデザイナーのFranz von Holzhausen氏が、スーパーバイザーとして、エクステリアデザインを監修したのだ。

IEDが公表したアイのイメージイラストからは、フロント部分がテスラの頭文字、「T」をモチーフにしているのが確認できる。IEDは、「アイは都市生活者に向けたEVスポーツで、手ごろな価格を目指した」と説明する。

テスラ以外にも、ピニンファリーナ、フィアット、ピレリ、OZレーシングと、著名イタリアンブランドがアイの開発に参加。イタリアとアメリカの合作といえるアイだが、果たして市販計画はあるのだろうか?

《森脇稔》

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